図書館司書の試験内容

図書館司書の資格は、1日受験会場で試験を受けて合格したら資格がもらえるものではありません。

指定された科目を大学で開催される司書講習を受講するか、大学で単位を履修すると資格をもらえます(必要な単位については、「図書館司書とは」に記載しているので参照ください)。

一発勝負のテストで合否が決まる資格ではありません。しかし、単位ごとに、テストやレポートで合否判定されます。つまり、最低でも必修12科目+選択2科目の授業を受けて合否判定をクリアする必要があります。

科目ごとの試験の傾向

科目ごと、または担当する先生ごとに期末テストをしたり、レポートを提出したりして単位を認定します。 テストの出題形式は、科目や先生によりバラバラですが、授業で説明した箇所を理解できていれば答えられる問題です。 「○○概論」や「○○概説」などの科目であれば、基本的な内容を理解しているかをよく問われます。

「○○サービス」と「サービス」が付く科目は、利用者に対してどのようなサービスをしたら良いか、どのような点に注意して対応すればよいかを理解して、説明できるといいと思います。

「○○演習」と「演習」が付く科目は、暗記よりも手を動かしたり、調査したりすることが多いため、
授業に出席して、課題を忘れずに提出することが大切です。試験はレポートである場合が多いです。

講師によるテストの出題傾向

・大学に所属する講師(教授)の試験

大学で開講する司書科目の内容とその特徴を把握して上で講義を行っているため、他の科目と関連した内容をうまく講義で教えてくれます。 身近な大学の図書館を例に説明してくれることも多いと思います。

そのため、あっちの講義で習ったことが、こっちの講義で役に立ったということが多々あります。大学ごとに学習方針やクセがあると思うので、基礎科目はその大学の先生の講義を受講すると全体像がつかめるので良いと思います。また、図書館や関連した就職先の相談に乗ってくれる場合があるため、顔を売っておいて損はないと思います。

講義では、1回はレポートが出されます。試験は大体筆記試験を行います。 科目によってケースバイケースですが、出席だけはしっかりしたほうが良いと思います。大学所属の講師は、受講生の顔と名前が一致しているため、テストやレポートの出来だけでなく出席状況や提出物についてもチェックしている場合があります。 就職活動などで出席が難しい場合は、前もって説明しておくと融通がきくこともあります。

参考:女子大学院生によるレポートの書き方
論文やレポートを骨組みから作る方法を提案しています。

・客員講師の場合

その科目のエキスパートの人が講師として招かれることが多いです。 講義のある日しか大学に来ないため、大学の特色や他の科目と関連した講義は少ないです。 しかし、図書館に関する何らかの専門的な経歴を持った講師が多いため、専門的な科目に関してはテキストには載っていない現場の話を聞くことも出来ます。 児童サービス論や図書館経営論、情報検索演習、レファレンスサービスなどは、客員教授の講義を履修すると、貴重な話が聞けるかもしれません。

試験は、筆記テストもありますが、レポートを出す場合が多いです。 何十人も受講生がいる場合は、客員教授はそれぞれの顔を記憶することが大変なため、事務的な出席とテストやレポートの出来で評価を決定します。