資料組織概説及び演習

図書館には膨大な数の本がありますが、これらはルールに従ってきちんと管理されています。

資料組織の講義では、図書館の中で情報がどのように整理されているのかを学びます。分類法は、はじめは難しいと感じるかもしれませんが、覚えると初めて行った図書館でも分類記号の位置が分かれば、探しているテーマの本にたどり着けるようになります。

資料組織には概説と演習があります。それぞれで学ぶ内容は次のようになっています。

資料組織概説

・分類法について
図書館にある本には、数字や記号で分類され、その順番に本棚に並んでいます。
分類法では、日本や外国で使用されている分類方法の種類や特徴について学びます。

現在日本の図書館で多く使用されているのは「日本十進分類法」です。
資料組織演習では、本の情報を元に、日本十進分類法から数字をつける練習もします。

・目録法について
本のタイトルや著者名、出版社などの情報を記録・管理する方法です。
図書館やインターネットで図書を検索するとき、本のタイトル、著者名、出版社などの手がかりを入力して検索します。
図書館では、そうした手がかりから検索できるように図書の情報が目録として記録されています。
そのため、検索したときに資料の有無、テーマごとの所蔵情報、資料の置いてある位置などを調べることができます。

・OPACについて
目録と呼ばれる本の情報は、昔はカード、現在はコンピュータに記録されて管理しています。コンピュータに記録された本の情報をデータベースで検索できるようにしたものをOPACといいます。
OPACにはどのような情報が記録されるかについて学びます。

試験は筆記テストでした。特にOPACに記載される情報や分類法の種類については,
しっかり理解しておくとよいと思います。
これらを理解できていないと、資料組織演習の講義についていけないこともあるため、概説の講義を受けたときに理解しておくことが大切です。

資料組織演習

資料組織演習では、資料組織概説で学んだ知識をもとに目録を作成します。

・分類法(演習)
分類表に従って本に分類記号をつけます。
私の場合は、日本十進分類法という分類法で分類記号をつける演習を行いました。日本十進分類法は、多くの公共図書館で使われている1〜9の数字を使った分類方法です。新書サイズの辞書に分類方法が載っています。
ルールが細かく決まっているので、簡単な本の情報から自分で分類記号を調べる演習をします。

・目録法
目録(本の情報)には、本の中からどの情報を目録に載せるか、どのような書式で目録に記載すればよいのかを学びます。
主に本の表紙、裏表紙、中表紙、奥付にある情報から目録を作成する演習です。

試験は演習形式のペーパーテストです。分類法では、分類法の辞書を使って、問題文にある本の情報から、分類番号を調べて答えるものでした。そのため、日本十進分類法の辞書の持ち込みは許可されていました。 目録法では、表紙や奥付の情報を与えられ、正しい書式で目録を書くテストでした。

資料組織演習は、とにかく講義に出席して手を動かすことが大切です。解らないところをそのままにしておくとテストが解けないため、分類法などわからない点は講師に質問してわかるまで説明してもらうとよいと思います。一夜漬けは危険です。