図書館資料論

図書館資料論では、図書館で扱う資料にはどのようなものがあるか、資料の管理はどのように行っているかを学びます

図書館で扱う資料について

「図書館」というくらいだから、図書館には図書(本)しかない、と考えてしまいがちですが、この講義では、図書以外にも、新聞、雑誌、地域資料、視聴覚資料などさまざまなものを扱っていることを学びます。

図書館では、本だけでなく、上記の物を含めた「資料」を扱い、それぞれの資料の目的、掲載されている情報について学びます。

印刷された資料、印刷されていない資料について

印刷されている資料には、図書、新聞、雑誌、パンフレット、点字資料、地図、および地域資料などがあります。

それぞれ、形状、発行時期、資料の収集・利用のしかたなどが異なるため、その違いを学びます。
図書の形状の講義では、製本の種類や、本の各部の名前(表紙、小口、ノンブルなど)も学びました。司書の資格をとる人には、純粋に本そのものに興味を持っている人も多いと思うので楽しいと思います。

印刷されていない資料、というとピンと来ないかもしれませんが、CD、ビデオ、およびCD-ROMなどの視聴覚資料、マイクロ資料があります。

図書館での図書の管理について

各図書館ごとに収集方針があり、どのような基準で図書を収集していくのか定めています。また、除籍といって本を廃棄する条件も収集方針に含まれています。

私の知っている図書館では、基本となる収集方針のほかに、図書の分野(哲学、歴史、生活など)ごとに、現在の図書の状態と不足しているテーマ、今後強化すべきテーマなど詳細に方針を作っていました。

これをもとに、図書の購入を決定するそうです。また、講義では、新しく購入した図書を本棚に並べるまでの手続きや蔵書点検など、図書館内の資料の管理についても学びます。

地域資料

地域に強く関わりのある資料のことです。 農業、工業、水産業などの資料(統計情報など)、地方行政資料、および郷土資料(その土地の歴史や習慣など)が含まれます。 地方自治体の提供や地域の人からの寄贈なども多く、市販されていない資料も多いのが特徴です。

視聴覚資料

テープ、CD、レコード、ビデオなどの資料のことです。公共図書館の中には、館内だけの利用にとどまらず、貸出もできる図書館もあります。ちなみに図書館で貸出できるCDやビデオは、日本図書館協会や日本映像ソフト協会などに貸出の許諾手続きをしたものだけなので、レンタルビデオのようにすべての新作が借りられるわけでありません。

マイクロ資料

新聞や雑誌などをマイクロフィルムやマイクロフィッシュに縮小して保管したものです。