公立図書館

公共図書館は不特定多数の一般の人に利用してもらうことを目的として、設立・運営されている図書館です。図書館の中でも、最も地域に深く関わり、読書や情報サービスを提供して、人々が知識や情報を得られるようにサポートします。

公共図書館は、世界中の市や町に設置されています。その多くは、公共機関や組織によって運営されています。日本の公共図書館は、地方公共団体が設置・運営しています。

図書館の定義

ユネスコの公共図書館宣言では、『公共図書館のサービスは、年齢、人種、性別、宗教、国籍、言語、あるいは社会的身分を問わず、すべての人が平等に利用できるという原則に基づいて提供される』と定義しています。

また、日本では、図書館法第2条で公共図書館を次のように定義しています。 『「図書館」とは、図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保有して、一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資することを目的とする施設で、地方公共団体、日本赤十字社又は民法(明治29年法律第89号)第34条の法人が設置するもの(学校に附属する図書館又は図書室を除く。)』 『前項の図書館のうち、地方公共団体の設置する図書館を公立図書館といい、日本赤十字社又は民法第34条の法人の設置する図書館を私立図書館という。』

開館日

公共図書館は、設置母体が地方公共団体によって運営されていますが、土曜日、日曜日でも開館しています。また、以前はほとんどの図書館が祝日や月曜日を休館日としていましたが、最近では、年末年始や蔵書点検を除いた日は常に開館している図書館も増えています。

サービス内容

公共図書館では、書籍、雑誌、新聞などの印刷物やCD、ビデオ、DVDを利用者に提供します。図書館によっては、利用者が自由にインターネットを使用して情報を検索できる所もあります。 図書館の資料は、辞書や新聞など一部の資料を除いて貸出を行っています。

また館内の図書は、閲覧できるように本を配置した開架式の所がほとんどです。昔は、閲覧したい本を書庫から司書に取り出してきてもらう閉架式でした。そのため、手にとって読みたい本や借りたい本を選ぶことが出来ませんでした。

利用にかかる料金

公共図書館では、図書館法第2章17条で『入館料その他図書館資料の利用に対するいかなる対価をも徴収してはならない』としています。そのため、入館料、貸出料などは無料です。図書館によっては、図書をコピーするための印刷代は、実費として利用者が負担することがあります。